【2歳・3歳向け】のりもの大好きな子!におすすめの絵本7選
こんにちは 幼稚園児の母ゆずきです。
突然ですが、あなたのお子さんは「のりもの」大好きじゃありませんか?
電車とかバスとか消防車とか・・・
ゴミ収集車とか宅配便トラックとか・・・
ショベルカーとかミキサー車とか・・・
うちの息子も大好きです(^^)
1歳頃までは、なるべくジャンルに偏りがないように
絵本を選んでいたはずなのに、
いつのまにかのりもの大好きに!
やっぱり男の子ってのりもの好きになるんですね〜
たくさんのゴミ袋がゴミ収集車の中へ次々に入っていくところを見て、
目をキラキラ輝かせている息子の情景・・・思い出します(^-^)
今回は2歳・3歳の頃、
乗り物好きな息子に読み聞かせた
「のりもの系」絵本を紹介したいと思います。
ふみきりくん
「ふみきりくん」は福音館書店の「こどものとも年少版」シリーズです。
息子がのりものに興味を持ち始めていたので、書店でバックナンバーを買い求めたものです。
福音館書店の「こどものとも」シリーズは、初版はハードカバーではないので、本が軽くて薄いのが気に入っています。
うちは、寝るときに絵本を読む習慣なので、軽い本だと手に負担がかかりません。
薄いから、本棚にたくさんあってもかさばらないし、何より1冊が安い!
(1冊400円+税くらいです。)
駅のそばに立つ「ふみきりくん」の始発から終電までのいちにちを描いています。電車や特急が通ったり、ふみきりを渡る人たちを安全に行き来させたり、時には、猛スピードでやってきたトラックを果敢に止めたり。
そんな臨場感たっぷりの場面が、2・3歳児の子どもの心をとらえるんですね。
息子はこの本がとても気に入って、寝かしつけに何十回と読みました。
絵を担当されている鎌田歩さんは、ほかにも乗り物系絵本をたくさん描かれています。リアルなんだけど、擬人化された乗り物たちがなんともかわいらしくて、とても魅力的で親しみを感じる絵です。
でんしゃにのったよ
こちらも「ふみきりくん」と同時期に購入して、かなりお気に入りだった一冊です。
男の子がお母さんと一緒に、東京を目指して電車の旅に出ます。
田舎の小さな電車に乗り、乗り換えをしながら、最後は新幹線に乗ります。
鉄橋を渡ったり、駅でお弁当を買ったり、乗り換え駅の街並みの情景も細かくて、息子も一緒に旅をしている気分で楽しんでいました。
版画で描かれているそうで、その雰囲気が、描かれた時代とマッチしてレトロ感を感じさせます。
のってみたいな
「ふみきりくん」を買って以来、福音館書店の「こどものとも」シリーズが気に入ったので、 幼稚園(2歳児保育)に入園してから年間定期購読しています。
2歳児保育の時は「こどものとも年少版」を購入。
こちらはその中の1冊です。
『のってみたいな』
作:たむら しげる
出版社:福音館書店
「のってみたいな パンでできたじどうしゃ」「のってみたいな ふわーりふわふわ くものひこうき」など、子どもの「こんなのりものあったらいいな」が次々に出てきます。
たくさんののりものが出てくるので、毎回「今日はどののりものに乗ってみたい?」「おかあさんはどれ?」と、その日の気分で選びっこしていました。
バスはっしゃしまあす
こちらも2・3歳のときに、かなりお気に入りだった本です。
福音館書店の「ちいさなかがくのとも」シリーズですが、書店のバックナンバーで見つけて購入しました。
『バスはっしゃしまあす』
文:三宮 麻由子
絵:たしろ ちさと
出版社:福音館書店
バスに乗って男の子がお母さんとお出かけします。
はじめて乗るバスの大きさに驚きながら、「はっしゃしまーす」の声とともに「からだが ぐんっと うしろへひっぱられたー」。
「みぎへまがりまーす」「ひだりへまがりまーす」「きゅうていしゃしまーす」
男の子が、バス特有の大きな揺れを体感しながら乗る姿は、まるで遊園地のアトラクションに乗っているようで、一緒に体を揺らしながら楽しんだ絵本です。
1歳の頃から路線バスに乗りたがっていた息子。
でも、ウチは基本的に車移動が多く、バスに乗る機会はあまりありません。
この本を読んだ後、息子の願いを叶えようと、「路線バスで駅前までお出かけする」という計画を立てました。
息子も行く気まんまんだったのですが、時刻を調べず出かけたので、目の前でバスが行ってしまい、転んで大泣きし、ぐずりがヒートアップしてどうにもバスに乗れる状況じゃなくなってしまい、あきらめて撤退したことがありました。
一か月後、再度挑戦。
行きのバスでは、息子は緊張状態。窓の外をじっと見て静かに座っていました。
帰りは少し楽しむ余裕ができたようで、「バス楽しかった?」と聞いたら、「うん」と言ってとても満足そうな顔でした。
絵本を読み、そこで知ったことを、実体験して楽しむ。
とても素敵なことだなぁと思いました。こういう機会をもっともっと増やしてあげたいな、と感じた出来事でした。
なんのくるまにのるのかな?
こちらも2018年度の「こどものとも年少版」シリーズからです。
『なんのくるまにのるのかな?』
作:小輪瀬 護安
出版社:福音館書店
宅急便のおねえさんと宅急便トラック、清掃作業員さんとごみ収集車、警察官とパトカー、消防士さんと消防車など、日常の生活でよく見かける働く人たちがどんな車に乗っているのか、がたくさん紹介されています。
働く人の制服や身につけている物もリアルに描かれています。
くるまのなかには?
こちらは2019年度の「ちいさなかがくのとも」シリーズからです。
『くるまのなかには?』
作:石橋 真樹子
出版社:福音館書店
町でよく見かけるはたらくくるまですが、その中には何が入っているのか?どんなふうに入っているのか?
そんな疑問に答えてくれる絵本です。
やっぱり自分の目で見るのが一番ですよね。
おはよう、はたらくくるまたち
最後は、書店でも普通に手に入る、こちらの本です。
姉妹本『おやすみ、はたらくくるまたち』はMOE絵本屋さん大賞2013 で9位になった人気絵本でもあります。
ウチでは、こちらの『おはよう・・・』の方を先に買ったので、こちらの方をご紹介します。
おはよう、はたらくくるまたち (のりもの×キャラクター【3歳・4歳児の絵本】)
- 作者:S.D.(シェリー・ダスキー)) シェリー・ダスキー・リンカー(リンカー
- 出版社/メーカー: ひさかたチャイルド
- 発売日: 2012/09/05
- メディア: 単行本
工事現場に集まった5台の働く車たち。
りっぱなビルをつくることになり、「5台のくるまでできるかな?」
さらに5台の仲間を呼び寄せ、「ちからを あわせて はたらけば、よていどおりに こうじは すすむ」。
ブルドーザー、クレーン車など一般的なくるまだけでなく、
スキッドステアローダー、バックホーローダー、フロントエンドローダーなど、
知らない名前のくるまがたくさん出てきて大人でも勉強になります。
息子は緑の大きな平台トラックがお気に入り。
「ぶるんぶるんといさましく、てっこつをたくさんはこんできた。おもさはなんと50トン!」
この「50トン!」のところでいつも「フフフン」と笑って楽しんでいました。
どのくるまも個性があり、かわいらしくて素敵です。
クレヨンのような質感の色が重ね塗りされていて、色使いが独特です。
くるま好きの子にはおすすめの一冊。
MOE絵本屋さん大賞2013 で9位になった姉妹本『おやすみ、はたらくくるまたち』もおすすめです。
おやすみ、はたらくくるまたち (のりもの×キャラクター【3歳・4歳児の絵本】)
- 作者:シェリー・ダスキー リンカー
- 出版社/メーカー: ひさかたチャイルド
- 発売日: 2012/09/07
- メディア: ハードカバー
一生懸命働いたくるまたちが、最後の一仕事を終えて、
「しっー・・・おやすみ。ゆっくり おやすみ」
次々に眠りにつきます。
息子もこの言葉を聞きながら、何度も眠りにつきました。
「おやすみの絵本」としてもおすすめです。
さいごに
2歳・3歳児向けのりもの大好きな子に向けたおすすめ絵本でした。
この年齢のときは、幼稚園の年間定期購読をしていたこともあって、
どうしても福音館書店の本に偏ってしまいました。
発行年が少し古くなると書店に置いてないことも多いので、入手困難…。
ハードカバー化されれば書籍で購入できるので、見つけたらぜひ読んでみてください。
それでは、また!